ロケットと宇宙ステーションが同じ空へ NASAが30秒の追走動画を紹介
APOD
NASAが毎日紹介する宇宙の写真や映像のページ。
タイムラプス
長い時間の動きを短い映像にまとめる撮影方法。
展開式太陽電池アレイ
宇宙船で広げて電気を作る太陽電池の板。
NASA(アメリカ航空宇宙局)は10月16日、ロケットの打ち上げと国際宇宙ステーション(ISS)が一つの画面に入る30秒のタイムラプス動画を、APOD(毎日ひとつの宇宙の写真や映像を紹介するページ)で紹介した。撮影は10月13日の夜明け前、米フロリダ州インディアン・ハーバー・ビーチで行われた。SpaceX(宇宙企業)のFalcon 9ロケットとDragon宇宙船が、ISSへ向かう補給飛行を始めた場面である。
何が起きたか
動画の前半では、Falcon 9の打ち上げと、空に広がる排気の雲が映る。約8秒たつと、ISSが画面の上から現れ、明るい線を引きながら地平線の方向へ進む。映像全体は30秒で、ロケットの第一段と第二段が分かれる様子も見える。
背景にある補給飛行
今回の打ち上げは、NASAの第35回商業補給サービスのミッションだった。Dragonは、6,300ポンドを超える物資と機材、科学実験、ISSに取り付ける最後の2枚の展開式太陽電池アレイを運ぶ予定だった。NASAの打ち上げ発表によれば、発射時刻は東部夏時間の午前6時33分。Dragonは10月15日に、ISSのHarmonyモジュールへ自動ドッキングする予定とされた。つまり、動画の主役は珍しい空の構図だけでなく、研究用の荷物を届ける飛行そのものでもある。
なぜ同じ画面に入ったのか
NASAは動画の題名を、国際宇宙ステーションを追うという意味の表現にした。ただし、ロケットがISSに触れた映像ではない。ロケットとISSが、地上から見える同じ空の範囲を、近い時間に別々に進んだためだ。ロケットはISSへ向かう軌道を目指すので、二つが同じ撮影範囲に入る場面が生まれた。ISSが約8秒で現れ、第一段が戻り始めるのは約20秒から。この時間差が、二つの動きを一つの短い記録に重ねている。
確認できたこと
画面の後半では、第一段が戻るための燃焼、再び大気へ入る動き、着陸のための燃焼が順に始まる。NASAは排気の雲が、昇る太陽の光を受けてクラゲのように大きくなると説明している。第一段は地上のLanding Zone 40への着陸に成功したと、APODの説明にある。動画のクレジットはEric Hollandである。
まだ分からないこと
このAPODページは、撮影時のカメラのレンズや設定、ロケットとISSの正確な距離、二つが同じ画面に入る確率までは説明していない。また、NASAの打ち上げ発表は10月15日の自動ドッキングを予定として記したが、今回の資料だけでは、その結果や荷物の到着後の作業までは確認できない。
次に見る点
次に見るべきなのは、DragonがISSに予定どおり到着したか、運んだ実験や太陽電池がどのように使われたかだ。同じ打ち上げを別の場所から撮った映像が公開されれば、地上から見たロケットとISSの動きの違いも比べられる。NASAの短い動画は、補給飛行の背景と、宇宙の二つの動きを同じ時間に記録する面白さを一緒に伝えている。
ロケットとISSが同じ画面に入った理由
📰 しっかり版: ロケットと宇宙ステーションが同じ空へ NASAが30秒の追走動画を紹介
NASAが、ロケットと宇宙ステーションを一緒に写した動画を紹介しました。
APOD
NASAが毎日、宇宙の写真や映像を紹介するページ。
ISS
地球のまわりを飛ぶ国際宇宙ステーション。
タイムラプス
長い動きを短い動画で見せる方法。
💡 ようするに
- Falcon 9がDragonを宇宙へ運びました。
- ISSも画面の上から現れました。
- 二つはぶつからず、同じ空に見えました。
NASA(アメリカ航空宇宙局)は、10月16日のAPODで動画を紹介しました。APODは、毎日ひとつの宇宙の写真や映像を紹介するページです。これは、動きを短く見せるタイムラプス動画です。
動画は、10月13日の夜明け前に撮られました。場所は、アメリカのフロリダ州です。Falcon 9ロケットは、Dragon宇宙船を乗せて飛び立ちました。Dragonは、ISSへ荷物を運ぶ船です。ISSは、国際宇宙ステーションという宇宙の研究の場所です。
どうして同じ画面になったの?
動画が始まって約8秒で、ISSが上から出ます。ロケットの白い排気も見えます。二つはぶつかっていません。近い時間に、同じ空の範囲を通ったのです。ロケットはISSへ向かう飛び方をします。だから、追いかけるように見えました。
ロケットはその後どうなった?
約20秒から、ロケットの一段目が戻り始めます。最後は、着陸のための火も見えます。排気の雲は、クラゲのように広がりました。
NASAの発表では、Dragonは6,300ポンドを超える荷物を運ぶ予定でした。科学の道具や、ISSの太陽電池も入っています。DragonがISSに着いたかは、この動画の説明だけでは分かりません。次の飛行報告で確かめられます。
ロケットと宇宙の研究室が同じ動画に出たよ
📰 しっかり版: ロケットと宇宙ステーションが同じ空へ NASAが30秒の追走動画を紹介
空を飛ぶロケットと、宇宙の研究室が同じ画面に出ました。
NASA
アメリカで宇宙を調べるところ。
Falcon 9
ものを宇宙へ運ぶ大きなロケット。
ISS
宇宙にある大きな研究室。
NASA(アメリカで宇宙を調べるところ)が、動画を見せました。
10月13日の朝早く、Falcon 9(ものを宇宙へ運ぶ大きなロケット)が飛びました。 Dragon(荷物を運ぶ宇宙船)も乗っていました。 Dragonは、ISS(宇宙にある大きな研究室)へ向かいました。
空を撮っていると、約8秒でISSが出ました。 画面の上から、明るい線が来ました。 ロケットの白い雲も見えました。 二つはぶつかっていません。 同じ空を、近い時間に通ったのです。
動画は30秒です。 約20秒で、ロケットの一部が戻り始めました。 白い雲は、クラゲみたいに広がりました。 この動画の説明には、Dragonが着いたか書いてありません。 NASAは、Dragonが荷物を運ぶ予定だと書いています。