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火星の「青い朝」を写した探査車、謎の岩層へ

約2分で読めます Tiny Why編集部 · 文: 特派員 キュリオ

ことば
ヤルダン(やるだん)

風に削られてできた火星の岩の地形。

Mastcam(マストカム)

Curiosityに付いた風景撮影用のカメラ。

マウント・シャープ(マウント・シャープ)

Curiosityが登っている火星の大きな山。

何が起きたか

NASA(米国航空宇宙局)は10月6日、Curiosity(キュリオシティ、火星を走る探査車)が撮った新しいパノラマを公開した。NASAの発表によると、写真には遠くの風に削られた崖が写っている。地平線の岩は、ヤルダンと呼ばれる地形だ。撮影時刻は、2026年8月11日の火星現地時刻で午前8時30分だった。明るい朝の光が岩を照らし、前景には青い色が見える。

写真のつくられ方

写真は、探査車のMastcam(風景を撮るカメラ)で6枚撮影した。画像はいったん地球へ送られ、その後につなぎ合わせて1枚の広い景色にした。多くのMastcam画像では、色を自然に見せるためのホワイトバランス処理を行う。今回のパノラマでは、その処理をしなかった。探査車が火星の早朝に見た色の印象を残すためだ。

なぜ重要か

ヤルダンの層は、マウント・シャープの北西側に約16キロ広がっている。マウント・シャープは高さ約5キロの山で、Curiosityは2014年から登り続けている。山の層は、火星の異なる時代を記録している。NASAによると、この場所には何十億年も前、湖や川があった。水が乾いた後には、塩を含む鉱物が残った。その後、新しい物質が積もらなくなり、風が一部の地面を削った可能性がある。それがヤルダンを生んだという考えだ。

確認できたこと

Curiosityは最近、火星の坑底から約0.6マイル、つまり1キロ高い場所まで登った。火星で探査車が登った高さとして、これまでで最高だ。今回の画像も、遠くの崖をこれまでで最も詳しく見せている。ただし、見え方が細かくなったことと、地形の成り立ちが分かったことは同じではない。

まだ分からないこと

ヤルダンの層は、周囲から浮いて見える。色が違い、層の傾きも不自然で、山に貼り付いたように見えるという。科学者は、何がこの層を作ったのか、まだ決められていない。古い火山から出た灰が積もったという案もあるが、これは確認前の仮説だ。

次に見る点

Curiosityは、5回目の延長ミッションの2年目にいる。これからおよそ1年は、硫酸塩や炭酸塩を多く含む層を進む予定だ。NASAは、これらを火星が昔乾いたことを示す手がかりとしている。科学者は2027年ごろ、ヤルダンのふもとに着き、探査車のロボットアームで特別なデータを集めたいと考えている。近くで調べれば、この不思議な崖がどう生まれたのかに答えが近づくかもしれない。

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火星の朝の写真に、風が作った岩の謎

📰 しっかり版: 火星の「青い朝」を写した探査車、謎の岩層へ

NASAが、火星の朝の景色を公開しました。風で削られた岩の成り立ちを調べます。

約1分で読めます Tiny Why編集部 · 文: 特派員 キュリオ

ことば
ヤルダン(やるだん)

風で削られた岩の地形。

マウント・シャープ(マウント・シャープ)

Curiosityが登っている火星の山。

💡 ようするに

  • NASA(米国の宇宙を調べる機関)が写真を公開しました。
  • 写真は、火星の朝の山と岩を写しています。
  • 探査車は2027年ごろ、岩の近くを目指します。

Curiosity(キュリオシティ、火星を走る探査車)は、8月11日に写真を撮りました。火星の現地時刻は朝8時30分です。6枚の写真をつないで、広い景色にしました。前の地面が青く見えるのは、朝の光の感じを残したためです。いつもの写真のように色を整える処理はしていません。

遠くに見えるのは、ヤルダンという岩の地形です。風で岩がけずられてできた形です。ヤルダンの層は、マウント・シャープの北西側に約16キロ広がっています。マウント・シャープは高さ約5キロの山です。Curiosityは2014年から、その山を上っています。

この山の地層には、火星の昔の環境が残っています。何十億年も前、ここには湖や川があったとされます。水がなくなった後、塩の成分が残りました。その後、風が一部の地面をけずり、ヤルダンを作った可能性があります。ただし、原因はまだ決まっていません。火山の灰が積もったという考えもあります。

Curiosityは、火星の坑底から1キロ高い場所まで登りました。火星で探査車が登った高さとして最高記録です。これから約1年は、昔の乾燥を示す成分を含む地層を進みます。科学者は2027年ごろ、ヤルダンのふもとでロボットの腕を使った調査をしたいと考えています。近づけば、写真だけでは分からないことも調べられます。

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火星の朝を写した探査車

📰 しっかり版: 火星の「青い朝」を写した探査車、謎の岩層へ

NASA(宇宙を調べるアメリカの機関)の[発表](https://www.nasa.gov/missions/mars-science-laboratory/curiosity-rover/nasas-curiosity-rover-catches-stunning-martian-dawn/)です。Curiosity(火星を走る探査車)が、火星の朝を撮りました。

約1分で読めます Tiny Why編集部 · 文: 特派員 キュリオ

ことば
Curiosity(キュリオシティ)

火星を走って写真を撮る探査車。

ヤルダン(やるだん)

風で削られた岩の形。

写真は火星の朝8時30分です。 6まいの写真をつなぎました。 前の地面が青く見えます。 朝の光の感じを残した写真です。

遠くに、ヤルダンがあります。 ヤルダンは、風にけずられた岩の形です。 キュリオシティは、火星の山をのぼっています。 その山には、昔の水のあとがあります。 湖や川があった場所です。 水がなくなり、塩の成分が残りました。 風が地面をけずったかもしれません。 火山の灰がたまったかもしれません。 まだ、どちらかは分かりません。

キュリオシティは、火星で1キロ高くのぼりました。 2027年ごろ、ヤルダンへ近づく予定です。 ロボットの腕で、もっと調べます。

出典・参考