カプコンのAI計画、ゲームを作るのは誰か 次世代エンジン「REX」を読む
REX(レックス)
RE ENGINEを次の世代へ進める計画。
RE ENGINE(アールイー・エンジン)
カプコンが社内で使うゲーム開発の基盤。
自律プレイAI(じりつプレイエーアイ)
画面と音を手がかりにゲームを自動で試す仕組み。
何が起きたか
カプコンは10月2日、技術カンファレンスで次世代の開発計画「REX」を説明した。中心にあるのは、社内ゲームエンジン「RE ENGINE」を、AIも扱いやすい基盤へ進めることだ。見出しだけでは、AIがゲームを丸ごと作るように見える。しかし、今回確認できるのは、AIを開発の道具や作業の流れに組み込む長期計画である。
背景
RE ENGINEは、カプコンの現代のゲームを支える社内の開発基盤だ。ゲームが大きく複雑になるほど、データを整理し、小さな変更を確認する時間が増える。利用者は2000人を超え、国籍もさまざまだという。そこで、データの扱い方やプログラムの書き方を共通化し、人にもAIにも読みやすくする狙いがある。
報道では、REXに6つのプログラムが含まれるとされた。例として、Re:Doxは異なるデータを共通の規則にそろえる。RE:UIは開発ツールの最適化を助ける。RE: Runtimeは多くの物やキャラクターの動きをまとめて扱う。RE: Flowsはゲームの仕組みを作りやすくし、標準化されたプログラム言語へ変換する。説明された範囲では、完成したゲームの絵をAIに作らせる計画とは違う。
なぜ重要か
大事なのは、AIを使うかどうかだけではない。どの作業をAIに任せ、どこを人が決めるかを、開発の土台から設計し直そうとしている点だ。資料整理やテスト、コードの補助が速くなれば、開発者は遊び心や表現の判断に時間を回せる可能性がある。一方、AIが作ったコードを誰が確認するのか、ゲームの面白さに誰が責任を持つのかは残る。
確認できたこと
カプコンの公式案内には、REXのほか、10年分のログをLLMで探すREAssistAIや、画面と音でゲームを試す自律プレイAIの講演も載っていた。AIの利用先は、絵作りだけでなく、記録の検索や品質確認にも広がっている。カプコンは2026年3月、AIで作った素材をゲーム内容に入れない一方、開発の効率を高めるために生成AIを使う方針も説明していた。
まだ分からないこと
REXの6プログラムが、いつ、どのゲームで使われるのかは明らかでない。AIが作ったコードをどこまで採用するのか、学習用データをどう管理するのかも分からない。「AI時代のゲームエンジン」という言葉だけで、AIが一人でゲームを完成させると受け取るのは早い。逆に、素材を作らない方針が将来も変わらないと断定することもできない。
次に見る点
今後は、REXが研究発表から実際の制作工程へ移るかを見たい。制作時間、バグの見つけ方、開発者の役割がどう変わるかが判断材料になる。カプコンの計画は、AIに作品を丸ごと渡す話というより、人とAIが同じ開発基盤で働けるようにする話だ。成否は、速さだけでなく、人が作った面白さと品質を守れるかで決まる。
カプコン、AIと一緒にゲームを作る土台を準備
📰 しっかり版: カプコンのAI計画、ゲームを作るのは誰か 次世代エンジン「REX」を読む
カプコンは、ゲーム作りの道具をAIにも使いやすくしようとしています。
REX(レックス)
RE ENGINEを新しくする計画。
RE ENGINE(アールイー・エンジン)
カプコンがゲームを作るための土台。
AI(エーアイ)
作業を手伝うコンピューター。
💡 ようするに
- カプコンが新しいゲーム作りの土台を考えています。
- 名前はREXです。次の開発計画です。
- AIがゲームの絵を全部作る話ではありません。
何が起きたの?
カプコン(ゲームを作る会社)は、10月2日に技術の発表会を開きました。そこで、REX(新しい開発計画)を説明しました。
REXは、RE ENGINE(カプコンのゲーム開発の土台)を進化させる計画です。RE ENGINEは、ゲームの絵や動きなどを作るために使います。
ゲームが大きくなると、扱う情報も増えます。小さな変更でも、確認に時間がかかります。RE ENGINEを使う人は2000人を超えると報じられています。国や言葉が違う人もいます。だから、誰でも分かりやすい作りが必要になります。
REXには、6つのプログラムが含まれるとされています。情報をそろえる道具があります。たくさんの動きをまとめる道具もあります。ゲームの仕組みを作りやすくする道具もあります。
カプコンは、AI(作業を手伝うコンピューター)を開発に使う方針です。記録を探したり、ゲームを試したりする仕事も助けます。一方、2026年3月には、AIが作った素材をゲーム内容に入れないと説明しました。
なぜ大事なの?
この計画は、AIにゲームを任せる話ではありません。人が考えたゲームを、作りやすくする話です。ただし、REXをいつ、どのゲームで使うかは、まだ発表されていません。今後は、作る時間やバグの減り方を見ていく必要があります。
カプコンのゲーム作りをAIがお手伝い
📰 しっかり版: カプコンのAI計画、ゲームを作るのは誰か 次世代エンジン「REX」を読む
カプコン(ゲームを作る会社)は、ゲーム作りの道具を新しくしようとしています。
RE ENGINE(アールイー・エンジン)
ゲームを作る土台。
REX(レックス)
次の土台を作る計画。
AI(エーアイ)
作業を手伝うコンピューター。
何が起きたの?
カプコンのRE ENGINE(ゲームを作る土台)は、ゲームを作るための道具です。
カプコンは、REX(次の土台の計画)を考えています。
REXには、六つの道具があるそうです。
情報をそろえる道具があります。
たくさんの動きを扱う道具もあります。
AI(作業を手伝うコンピューター)が、仕事を助けます。
ゲームを試す仕事も助けます。
でも、カプコンは、AIでゲームの絵を全部作るとは説明していません。
人がゲームの面白さを考えます。
人が、できたものを確かめます。
REXをいつ使うかは、まだ分かりません。