🚀 宇宙

宇宙望遠鏡が地球を20万周 同じ星の爆発をもう一度探す

約2分で読めます Tiny Why編集部 · 文: 特派員 キュリオ

ことば
超新星(ちょうしんせい)

星が起こす大きな爆発。

重力レンズ(じゅうりょくレンズ)

大きな星の集まりの重さで、遠くの光の道が曲がること。

ハッブル定数(ハッブルていすう)

宇宙がどれくらいの速さで広がるかを表す値。

何が起きたか

NASA(米国航空宇宙局)のハッブル宇宙望遠鏡(地球の周りを回りながら宇宙を見る望遠鏡)は、2026年9月19日、地球の周りを20万回回る節目を迎えた。36年間で進んだ距離は50億マイルを超え、観測の総数は170万回以上になった。

記念日の観測

20万周目の日にハッブルが見ていたのは、銀河団MACS J0417(銀河の大きな集まり)の近くの空だ。ここでは、超新星Athena(星の爆発)の光が再び現れるかを調べている。Athenaは、ジェームズ・ウェッブ宇宙望遠鏡が2025年に見つけた。

同じ爆発がもう一度見える理由

MACS J0417は、とても重い銀河団だ。その重さが遠くの光の道を曲げたり、光を強めたりする。この働きが重力レンズである。Athenaの光は、地球まで一つの道だけでなく、複数の道を通れる。そのため、同じ爆発が数か月、あるいは数年のずれで再び見えることがある。星が何度も爆発するのではない。同じ光が、違う道から遅れて届く仕組みだ。

なぜ重要か

再び見えた光の時刻を比べると、手前のMACS J0417にどれだけ質量があるかを詳しく調べられる。さらに、光が届くまでの時間差は、宇宙がどれくらいの速さで広がっているかを表すハッブル定数の理解を深める手がかりになる。今回の観測は、ハッブルの長寿を祝う話だけでなく、宇宙の距離と広がりを測る仕事でもある。

確認できたこと

NASAは、Athenaが今から2027年3月初めまでの間に再び現れると予測している。ハッブルは紫外線と目で見える光を捉える点で、ジェームズ・ウェッブ宇宙望遠鏡やローマン宇宙望遠鏡と役割を補い合う。観測時間の申し込みは、毎年使える時間の約7倍に達するという。

まだ分からないことと次の点

予測された再出現が実際に確認できるか、いつ、どれほど明るく見えるかはまだ確定していない。成功すれば、MACS J0417の質量分布と宇宙の膨張率の計算が更新される可能性がある。今後はハッブルの繰り返し観測と、Athenaの光が現れた時刻が焦点になる。

出典:NASAの発表、ハッブル定数の解説、重力レンズの解説。

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ハッブル、地球を20万周 同じ星の爆発をもう一度探す

📰 しっかり版: 宇宙望遠鏡が地球を20万周 同じ星の爆発をもう一度探す

長く働く宇宙望遠鏡が、宇宙の広がりを測る観測を続けています。

約1分で読めます Tiny Why編集部 · 文: 特派員 キュリオ

ことば
超新星(ちょうしんせい)

星が起こす大きな爆発。

重力レンズ(じゅうりょくレンズ)

大きな星の集まりが、遠くの光の道を曲げること。

ハッブル定数(ハッブルていすう)

宇宙が広がる速さを表す値。

💡 ようするに

  • ハッブルが地球の周りを20万回回りました。
  • 同じ星の爆発の光を、もう一度探しています。
  • 見つかれば、宇宙の広がる速さを調べられます。

NASA(米国航空宇宙局)のハッブル宇宙望遠鏡(宇宙を見る望遠鏡)は、2026年9月19日に20万周を達成しました。ハッブルは36年間働き、観測は170万回を超えています。

今、ハッブルは銀河団MACS J0417(銀河の大きな集まり)を繰り返し見ています。目標は、超新星(星の爆発)Athenaの光です。Athenaは、ジェームズ・ウェッブ宇宙望遠鏡が2025年に見つけました。

大きな銀河の集まりは、重さで遠くの光の道を曲げます。これが重力レンズです。光が別々の道を通るため、同じ爆発が数か月後や数年後に見えることがあります。星が二度爆発するわけではありません。

NASAは、2027年3月初めまでにAthenaが再び見えると予測しています。光が現れた時刻を調べると、銀河団の重さを詳しく調べられます。また、宇宙が広がる速さを表すハッブル定数を考える材料にもなります。

ただし、再出現はまだ確認されていません。ハッブルがいつ、どれほど明るい光を見つけるかが、次の注目です。

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宇宙望遠鏡が、同じ星の光を待っています

📰 しっかり版: 宇宙望遠鏡が地球を20万周 同じ星の爆発をもう一度探す

ハッブルが、同じ爆発の光をもう一度探しています。

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ことば
Athena(アテナ)

今回さがしている星の爆発についた名前。

NASA(アメリカで宇宙を調べるところ)のハッブル宇宙望遠鏡(空を見る望遠鏡)が、地球の周りを20万回まわりました。

ハッブルは、遠い星の爆発を見ています。その爆発には、Athena(アテナ)という名前があります。

大きな銀河の集まりが、光の道を曲げます。だから、同じ爆発の光が、あとでまた届くことがあります。星がもう一度爆発するのではありません。同じ光が、別の道から遅れて来るのです。

NASAは、2027年3月初めまでに、また見えるかもしれないと考えています。でも、まだ見えたとは決まっていません。見えたら、宇宙が広がる速さを調べる手がかりになります。

出典・参考